雑草

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庭の草が 茂ってしまった
草むしりをすると 思い出す

院生時代の8月の終わり
農学部構内の草むらを見ながら 「雑草がすごいですね」というと
恩師の言葉
「君 雑草と言うけど 定義を知っているかね」
「いいえ」
「私が学生の頃 作物の先生が教えてくれたよ 許可なく生えてきたものを雑草と言う とね」

許可なく生えてくるから悪いんだよ
言い聞かせて雑草を抜いていた

ひょんなことから 昭和天皇のお言葉に巡り会った
「雑草という草はありません」

軽石の脳が 砂粒に砕けた

名前を知らないでごめん
詫びつつ 今はそっと抜く

心を見たい

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見たいものは 心
一番みたいものは 自分の心
一番知りたいのは 人の心

心は見えない
見えないからグッズを使う
ぬいぐるみに話しかける
独り言を言う
ペットに話しかける

心を見たいとき 言葉にして外に出す
心を見える化する

心を言葉にして 見つめ直す
心を言葉にして 愚痴る
心を言葉にして 怒る
心を言葉にして 叫ぶ

心は じっとしていない

心は 閉じ込められない

心はいのちの表現

心を 見たい

生きる力

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いのちは生き続けるのが仕事
どんなときでも 先ず生きようとする

死にたいと思っていても
突然危険にさらされると 「助けてー」と叫ぶ

死を思う闇の中でも 「助けて-」と叫んでいる

いのちは 何でも生きる力に変えることができる
どんなときでも 「これを使おう」と思えば

振り返ってみる
人生で役に立たなかったことは 何一つない
人生で役に立たなかったものは 何一つない
全てが人生の一部

いのちは 全てを 生きる力にする
38億年 そうして生き続けている

幸せになりたい

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幸せになりたいと思う。
そして、幸せになるために生きていると思う。
人生は幸せを求めて織りなされるいとなみの作品であるとも思う。
そのために、無数の活動をしてきた。‎

振り返ってみると、そんな活動のどれにも、今の状態に満足できないでさらにより良い状態を求めてさまざまな活動を試みたという姿が見えてくる。
‎ある時点で幸せだと感じたらそこで終わっていいかと言うとそうではなかった。

いつも欲張りである。

それよりももっと良い幸せを求める。だから、幸せは長続きしない。

私が幸せを感じようと感じまいと、いのちは粛々とそのいとなみを続けるだけ。

いとなみの結果を自分の物差しで測って一喜一憂する自分。‎‎

いのちには幸せも不幸もない。‎

それを実感することがほんとうの幸せ。

 

 

10パーセント

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人生で逃げてばかりというのは、あまり褒められたものではないが、逃げたために、助かったと言うこともある。逃げることが100パーセント悪いわけではない。

子供の頃から、真正面から取り組むのが嫌で、逃げてばかりいた。一つは、近くにガキ大将がいて、そいつにはいつもやられっぱなしだったから、そいつから逃れるために、いつも逃げ回っていた。時には仕方なく同調しても、100パーセント同調するということは一度もなかった。

考えてみると、自分が好きなことがあっても、それに100パーセントのめり込むということもなかった。どこかに冷めたところがあって、のめり込む自分を見つめている自分がいた。どんなにのめり込んでも、10パーセントぐらいはどうしてものめり込めない部分が残っていた。

それがいつの間にか、自分の生き方になってしまっていた。100パーセントのめり込むと、失敗したとき破綻する。しかし、90パーセントのめり込んで10パーセントを残しておくと、残っていた10パーセントが主役になって生きていけることもある。

ただ、10パーセントを残して90パーセントの人生を送っていると、どうしても、人生を全うできていないという悔いが残る。1回くらいは、100パーセント打ち込んで燃え尽きてしまう、ということがあっても良かったのではないかと思う。

最高が90パーセントでは満たされないものがある。

人生には、どんなことが起こるかわからない。昨今では、予想しなかった天災も多く起こっている。このような状態は、ほとんどは、カタストロフィーである。

天災だけで無く、社会的にも、自分の中にカタストロフィーを起こすことがある。自分の中に起こるカタストロフィーを避けるためには、10パーセントの安全地帯が、自分の中に残っている事が大切である。どんなときでも、冷めた自分がいて、10パーセントだけは冷静でいられるという部分があれば、なんとか耐えられる。

逃げることは必ずしも良くはないが、逃げることで、自分が助かると言うこともある。
自己カタストロフィーを避けるために、10パーセントの安全地帯を自分の中に残しておくという生き方は、必ずしも悪くはないだろう。最高が90パーセントではと言う悔いを除いては。